鍼治療と体のメカニズム 〜なぜ治療の継続が大切なのか〜
鍼治療と体のメカニズム 〜なぜ治療の継続が大切なのか〜
鍼治療は、体にごく微細な刺激(=微小な傷)を与えることで、その修復過程を通じて自然治癒力を高める治療法です。これは「体が本来持っている回復する力」を引き出すという点で、非常に理にかなったシンプルなメカニズムです。
一方で、私たちの体は日々細胞の入れ替え(=再生)を繰り返しながら健康を保っています。特に鍼治療の主な対象である筋肉組織の細胞は、早いもので約1か月で60%、遅いもので200日ほどかけて完全に入れ替わります。
この「体の再生のサイクル」を考慮すると、症状の改善や体質の変化には 一定の時間と頻度が必要 であることがわかります。
そのため当院では、以下のような治療ペースをおすすめしています:
- 1〜6か月間の継続治療
- 月に1〜4回程度の定期的な施術(※症状や体質により個人差があります)
鍼を「一度だけの特効薬」と捉えるのではなく、「体を根本から整えるプロセス」として取り入れていただくことで、より持続的な改善が期待できます。

もうひとつの鍵:「何を摂るか」
体の修復や再生には、適切な刺激と同時に良質な栄養素も欠かせません。特に筋肉や皮膚、臓器など体の材料となるたんぱく質は、その中心的な役割を担っています。
そこで当院では、施術と並行して体の内側からのサポートを行うために、院長吉村が考案した MINAMOTOプロテイン の摂取もご提案しています。
「良い刺激」と「良い材料」がそろってこそ、体は本来の力を発揮できるものです。

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