トリガーポイント鍼治療
トリガーポイント鍼治療の概要

当院の鍼灸治療は主に「トリガーポイント療法(鍼治療)」と呼ばれる治療法を軸に施術を行なっております。
トリガーポイントとは、直訳すると「引き金となる部分」です。
トリガーポイントは、疲労が蓄積した筋肉内に出現し「痛み・痺れ感」などの不快症状の引き金となる原因の一つでもあります。
当院の施術は、問診や触診からまずそのトリガーポイントを見つけ出します。
そしてそのポイントに対して的確に鍼を刺入(指圧)する事により、身体には以下の反応を得る事が出来ます。
①対象の筋肉に軽微な損傷を与え、筋肉・筋膜の緊張(コリ)を緩和し組織の修復力を促します。
②鍼の刺激で血流量が増え「疲労物質」や「発痛物質」と呼ばれる物質が血液によって押し流されます。
③「鍼」という”異物”が体内に入る事で、白血球などの働きが活性され免疫機能が高まります。
トリガーポイント療法で得られる効果
トリガーポイント鍼治療を行うことによって得られる効果は以下です。
- コリの改善
- 疼痛や痺れなど症状の緩和
- 自律神経のバランスの調整
- 免疫機能の向上
- 新陳代謝の活性化など
これら数多くのメリットが人体を健康なものへ導いてくれます。
トリガーポイント鍼治療の特徴(メリット)
1筋肉(筋膜)のコリを緩和する
当院の施術は、痛みや痺れ感を引き起こしている原因となる「トリガーポイント」を見つけ出し、そのポイントに対して確実に鍼を刺入する事を行います。
結果として、対象の筋肉や筋膜に軽微な損傷を与える事で、筋肉(筋膜)の緊張(コリ)を緩和し、組織の修復力を促します。
自律神経の働きを整える
長期間に及ぶ筋肉のこりや痛みなどの刺激は、自律神経の一つ交感神経の働きを刺激します。
鍼治療を施した場合、鍼の刺激によって血流量が増え「疲労物質」や「発痛物質」と呼ばれる物が血液によって押し流される事で、疼痛の緩和や副交感神経の働きが優位になるため、自律神経の調整が行われます。
免疫機能が高まり、新陳代謝が活性化する
「鍼」という”異物”を体内に刺入させる事によって、体内ではその”異物”を排除させようとする働きが起こります。
白血球の働きが活性化するなど、様々な反応が起こることで免疫機能が活性化し、自然治癒力(病気や怪我を自分の力で治そうとする力)が高まるのです。
また鍼は「皮膚・筋膜・筋肉」などの組織を貫いて体内に刺入している為、非常に軽微ですが肉体は損傷を受けます。その損傷が、人が本来持つ修復力を高めてくれる為、新陳代謝の活性化が起こります。
そのような理由から、鍼治療は昔から「病気の治療」だけではなく、「病気の予防」にも使われてきた歴史があります。