カントン海水療法「マリンテラピー」

カントン海水療法「マリンテラピー」

カントン水とは?

 フランスの生理学者 ルネ・カントン (1866–1925) は、血液のミネラル組成と海水に含まれるミネラルの組成が非常に近いことを発見しました。この発見を基に、彼は「カントン海水療法(マリンテラピー)」を開発しました。

ルネ・カントンの経歴

 ルネ・カントンは、フランスで医師・生理学者として活動し、生命体の健康と海水の関係に深い関心を持っていました。彼は人体にとって最適な栄養環境を研究し、その結果としてカントン水療法を提唱しました。

この療法は、細胞外液(体液)のバランスを整えることで、自然治癒力を高める方法として注目されています。

彼の研究成果は、現代の代替療法や栄養学においても評価されています。

「ヒトの細胞は海水に泳ぐ魚と同じように細胞外液(海水)に浸っている。

この細胞外液(海水)が汚れると細胞(魚)は病気になったり死んだりする。

この細胞外液と海水は、ほぼ同じ組成で同じ機能を細胞(魚)に与えている。

汚れたら、キレイな細胞外液(海水)を足せば細胞(魚)は元気になる」

by ルネ・カントン

カントン水の作り方

 カントン水とは、水に天然塩(自然塩)を加えた塩水のことです。

材料

• 水:500ml

• 天然塩:4.5g (塩分濃度0.9%が目安)

※天然塩(自然塩)と精製塩は性質が異なりますので、必ず天然塩をご使用ください。

《補足情報》

普段の生活での塩分摂取について

 医療現場で使われる点滴(リンゲル液)にも塩が含まれているように、「塩」は私たちの生命活動に欠かせないものです。日常の「減塩」は精製塩を減らし、天然塩を積極的に取り入れることが健康に繋がります。

点滴(リンゲル液)100mLあたりの成分例

• 水:95.5mL

• 塩化ナトリウム:0.9g

• 塩化カリウム:0.03g

• 塩化カルシウム水和物:0.024g

• 乳酸ナトリウム:0.03g

参考図書

• 『まだ誰も知らない超最先端のエネルギー医学 奇跡を起こす【キントン海水療法(マリンテラピー)】のすべて』

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天然塩の一例

• ぬちまーす (Amazonリンク)

• 雪塩 (Amazonリンク)

実際のキントン水はこちら

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栄養も情報も自分で選ぶ時代です。この情報が皆様の健康のお役に立てば幸いです。

関連情報リンク

• 「重曹クエン酸水」の作り方についてはこちらをご覧ください。

鍼・マッサージ吉村治療院 院長 吉村大樹

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