四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の原因と鍼治療|福岡市中央区薬院の鍼灸院 吉村治療院

福岡市中央区薬院|鍼・マッサージ 吉村治療院

四十肩・五十肩|肩が上がらない、
夜が眠れない方へ

マッサージ、ストレッチ、注射。試しても変わらなかった方ほど、鍼が助けになることがあります。

24年の臨床のなかで、私は「五十肩は、痛みのある肩だけを診ていては良くならない」と考えるようになりました。その理由をお伝えします。

こんなお悩みはありませんか

  • 肩が上がらない
  • 背中に手が回せない
  • 服の着脱がつらい
  • 寝返りで激痛が走る
  • 夜中に痛みで目が覚める
  • 何もしていなくても肩が疼く

当てはまるものが多いほど、肩まわりの状態を一度確かめておく価値があります。※診断は医療機関で行われるものです。

四十肩・五十肩とは

呼び名は違っても、体の中で起きていることは同じです。

肩関節を包む関節包や、まわりの筋肉・腱に炎症や癒着が起こり、痛みと動かせる範囲の制限が生じる症状の総称です。医学的には「肩関節周囲炎」として扱われることが多いものです。

40代なら四十肩、50代なら五十肩、60代なら六十肩。年代による呼び方の違いにすぎません。当院では呼び名ではなく、どの筋肉が硬くなっているのか、どの動きで痛みが出るのか、肩甲骨や姿勢はどうかを確かめています。

経過には、3つの時期があります

炎症期

安静時や夜間にもズキズキと痛み、動かすと強い痛みが出る時期。

拘縮期

強い痛みは落ち着くものの、肩が硬くなり、動かせる範囲が制限される時期。

回復期

徐々に動かせる範囲が戻り、痛みも軽くなっていく時期。

自然に軽くなることもありますが、平均して6か月から1年以上かかるケースも多く、日常生活への影響は決して軽いものではありません。

今どの時期にあるかで、必要なケアは変わります。自己判断で放置することも、逆に無理に動かすことも、避けていただきたいところです。

五十肩になりやすい人

いま見逃せないのは、スマートフォンの使い方です。

肩関節を支えているローテーターカフ(回旋筋腱板)という筋肉群にとって、スマートフォンは強敵だと考えています。

筋肉の仕事は、本来伸びたり縮んだりを繰り返すことです。ところがスマートフォンを持っているあいだ、腕や肩の筋肉は伸び縮みすることなく、同じ姿勢を保つために緊張しっぱなしになります。気づけば1時間、2時間。

本来の仕事ができないまま、止まった状態で負荷をかけ続けられる。それだけ過酷なことを、毎日させていることになります。

このような方も、なりやすい傾向があります

  • デスクワークで長時間、同じ姿勢を続けている
  • 猫背や巻き肩の姿勢のクセがある
  • 運動不足で、肩まわりを動かす機会が少ない
  • 過去に肩や腕をケガしたことがある
  • 更年期前後で、ホルモンバランスの変化がある

更年期の不調についてはこちら → 姿勢改善はこちら →

肩関節は、なぜ一筋縄ではいかないのか

体の中で、もっとも動く関節だからです。

肩関節は、骨の頭(ボール)に対して受け皿がとても小さい球関節です。受け皿が小さいということは、それだけ構造的に不安定だということでもあります。

けれど、この不安定さこそが、肩の広い可動域の理由です。受け皿が小さい分、いろいろな方向に大きく動かせる。そしていろいろな方向に動くということは、その分、いろいろな方向から筋肉が関節をまたいで支えているということでもあります。

屈曲・伸展・外転・内転・外旋・内旋。体の関節のなかでも特に多くの方向への動きを、肩はこの多方向の筋肉で支えています。

施術室に置いている肩関節の模型と解剖学アトラス。上腕骨頭に対して肩甲骨側の受け皿が小さく、まわりに靭帯が付いている様子が分かる
施術室に置いている肩関節の模型です。骨の頭に対して受け皿が小さいこと、そこに多方向から靭帯と筋肉が付いていることが、模型だと一目で分かります。お体の状態をご説明するときに使っています。

ですから、ひとくちに「五十肩」と言っても、実際にどの筋肉が緊張し、動きを制限しているのかは、人によって違います。

「この筋肉さえ緩めればよい」という一筋縄ではいかない。それが五十肩です。

痛みの原因は、肩の中にあるとは限りません

当院が、肩だけを診ない理由です。

肩が痛いからといって、原因が肩関節だけにあるとは限りません。胸の筋肉、首の筋肉、広背筋、前腕、肘、肩甲骨——こうした場所からの関連痛によって、肩が痛くなるケースを数多く経験しています。

代表的なのが、首の筋肉からのトリガーポイントです。首こりの原因になりやすい筋肉に引き金ができると、そこから肩関節の周辺へ痛みが放散することがあります。この場合、いくら肩そのものを施術しても、変化は続きません。

当院が確かめている、肩の動きに関わる主な筋肉

棘上筋・棘下筋/肩甲下筋/小円筋・大円筋/三角筋(前部・中部・後部)/僧帽筋/大胸筋・小胸筋/広背筋/上腕二頭筋・三頭筋/菱形筋/肩甲挙筋/斜角筋

このどこに引き金があるかを見極めることが、施術の精度を大きく左右します。

触れていくと、筋肉の中に細いひものような硬さが見つかることがあります。索状硬結と呼ばれる、トリガーポイントの特徴です。三角筋のように大きな筋肉では、前・中・後のどの線維に見つかるかで、痛む動きが変わります。

縮めて痛いのか、伸ばされて痛いのか

「腕を上げると痛い」「後ろに回すと痛い」。同じ痛いでも、体の中で起きていることは違います。

縮めたときに痛む

筋肉がすでに縮こまっている場合、そこからさらに縮めようとすると、体が痛みで教えてくれます。

伸ばされたときに痛む

柔軟性を失った筋肉は、伸びることができません。そこで無理に伸ばされると、痛みとして出ます。

その周りが、肩代わりして痛む

伸びない筋肉があると、まわりの筋肉が余計に働かされます。痛みが出ているのは、実はその肩代わりしている側、ということもあります。

ですから「どの動きで、どんなふうに痛むのか」と「その動きに関わる筋肉が、どれだけ伸びるのか」の両方を確かめます。これは、触れてみないと分かりません。筋線維の走行や、中にできた細い硬さを指先で捉える。あん摩マッサージ指圧師として積み重ねてきたのは、この繊細さです。

肩を動かす筋肉は、17前後あります

数え方にもよりますが、腕の付け根をまたぐ筋肉がおよそ11。肩甲骨を動かす筋肉がおよそ6。あわせて17前後の筋肉が、肩というひとつの動きを分担しています。

腕の付け根をまたぐ筋肉

棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋(この4つを腱板と呼びます)/三角筋/大胸筋/広背筋/大円筋/烏口腕筋/上腕二頭筋/上腕三頭筋

肩甲骨を動かす筋肉

僧帽筋/肩甲挙筋/菱形筋/前鋸筋/小胸筋/鎖骨下筋

このうち、原因がひとつだけのこともあります。二つ、三つ、四つと重なっていることもあります。肩を動かす筋肉が、ほぼすべて硬くなっていたという方もいらっしゃいました。

ですから「五十肩にはこの筋肉」という方程式はありません。肩甲下筋のように体の表面からは触れにくい場所の筋肉も含めて、ひとつずつ確かめていきます。

患者さんご自身が「広背筋が痛い」「肩甲下筋が硬い」とおっしゃることは、まずありません。

「この辺が」「なんとなく、もやっとする」。ピンポイントで示せないのが、この症状の特徴です。だから、こちらが触って探します。

筋肉は一つひとつが独立して働いているのではなく、筋膜という膜でつながり、連鎖的に影響し合っています。首から肩、背中、腕へとつながるラインのどこかに問題があれば、それが離れた場所の痛みとして現れることも少なくありません。

トリガーポイントと筋筋膜性疼痛について →

当院の、五十肩へのアプローチ

見立てて、届けて、整える。

肩への鍼治療

施術の流れ

  1. 動作をみて、痛みの出方を確かめる
  2. 関わっている筋肉を特定する
  3. 鍼でトリガーポイントに届ける
  4. ゆるんだ筋肉を、手技でバランスよく整える
  5. セルフケアをお伝えする

鍼が五十肩に向いていると考える、3つの理由

1. 深いところの筋肉に、直接届く

手では届きにくい層に、ピンポイントで入ることができます。

2. 痛みの悪循環を断つ

痛みが続く → 血流が落ちる → 筋肉が縮む → 動きがさらに制限される。この輪を、引き金にアプローチすることで断つことを目指します。

3. 動かせる範囲が変わりやすい

その場で腕の上がる角度が変わるケースもあります。※感じ方には個人差があります。

「刺激」と「材料」という考え方

鍼は刺激です。筋肉は、材料がなければ変われません。

鍼やあん摩マッサージ指圧で体に与える刺激は、体が本来もっている回復力を引き出すきっかけにすぎません。そこに、たんぱく質・ビタミン・ミネラルという日々の材料が伴って、はじめて筋肉や腱は修復されていきます。

「食事はちゃんと摂っているので、栄養失調ではないと思います」とおっしゃる方も少なくありません。けれど大切なのは、量だけではなく質です。

また、アルコールの分解には、本来なら筋肉の修復に使われるはずの栄養素が使われます。飲酒の習慣が、回復を遅らせていることもあります。

穴の空いたバケツ

私は体の状態を、いつも穴の空いたバケツにたとえて考えています。

その穴が、不良姿勢・栄養の乱れ・生活習慣・運動不足です。ここから、体を支える力が少しずつ漏れ続けている。それが五十肩のような症状の土台になっていると考えています。

鍼や手技は、このバケツに水を注ぐ行為です。症状を和らげ、回復力を引き出すことはできます。けれど、穴が空いたままでは、注いでも漏れ続けます。

穴を塞ぐのは、姿勢・セルフケア・栄養と運動・質のよい睡眠です。近道は、水を注ぎ続けることではなく、まず穴を塞ぐことだと考えています。

施術の効果を高める栄養について →

来院される方の、よくある経過

50代の女性。夜間の痛みで数か月眠れず、整形外科で注射を受けたものの、変化が感じられなかった。

体を確かめると、肩甲下筋・大円筋・広背筋・大胸筋・斜角筋に強いトリガーポイントが見られました。いずれも、肩関節を内側に引っぱり、動かせる範囲を狭めやすい筋肉です。

肩関節そのものへの施術に加えて、これらの筋肉への鍼、そして姿勢のセルフケアを組み合わせる。数回重ねるなかで、夜間の痛みが和らぎ、腕の上がる角度が少しずつ変わっていく。そうした経過をたどることが多くあります。

※経過には個人差があります。すべての方に同じ変化を保証するものではありません。

ご自宅でできること

時期によって、やるべきことが変わります。

肩は、どこから始まっていますか

患者さんにこうお尋ねすると、ほとんどの方が、腕の付け根を指されます。

けれど解剖学的には、肩は胸鎖関節から始まっています。胸骨と鎖骨がつながる、体の中心に近いところです。そこから鎖骨、肩甲骨、そして腕へとつながっていきます。

肩は、4つの関節でできています

肩は4つの関節でできている。胸鎖関節・肩鎖関節・肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節

ところが、デスクワーク、車の運転、スマートフォン。日中の多くの時間、鎖骨を固定したまま過ごしています。すると胸鎖関節は動かなくなり、肩の位置が固定される。

その状態で腕を動かせば、腕の付け根の関節だけで動かすことになります。関節にも、そこに関わる筋肉にも、負担が集中していきます。

だから当院では、「胸鎖関節から動かす肩回し」を最初にお伝えします。よくある肩回しは、腕の付け根だけを回していることが多いのです。

動く範囲は、動かしたほうがよいと考えています。そのうえで大切なのは、筋肉に頼った動かし方ではなく、本来動くべきところの動きを取り戻すこと。この機会に、理にかなった体の使い方を覚えていただきたいと思っています。

炎症期(痛みが強い時期)

無理に動かさず、安静を優先します。夜間に痛む場合は、痛む側を下にせず、クッションなどで腕を支えて休んでください。

拘縮期以降

痛みのない範囲で、肩甲骨を動かすストレッチを。胸を開く姿勢を意識します。

どの時期も

長時間の同じ姿勢、スマートフォン操作を避ける。たんぱく質・ビタミン・ミネラルを意識した食事を。

夜、眠れない方へ

正直に申し上げると、夜間の痛みの原因を「これです」と言い切ることはできません。施術のベッドの上ではなく、ご自宅で、私が見ていないときに起きていることだからです。

そのうえで、考えられることはあります。

枕が高いと、首の前側にある斜角筋が縮んだ状態で固定されます。筋肉は、縮みきったところでも痛みを出します。そこに引き金があれば、離れた場所へ痛みが響く。肩から腕にかけての、なんとも言えない重だるさとして感じられることがあります。

これが「夜間痛」として、ひとくくりにされていることがあります。肩の中で起きているとは限らないのです。

斜角筋から、痛みが響きやすい場所

斜角筋のトリガーポイントによる関連痛の範囲。首の深いところから、肩・腕・手にかけて痛みや重だるさが出る

首を押しているのに、腕や手に響く。これを深部放散痛と呼びます。

また、痛む側を下にして寝る方はまずいませんが、反対を向いても、肩の位置や関節の角度によって痛みが増すことがあります。寝返りで目が覚める方も少なくありません。

そうした方におすすめしているのが、抱き枕です。

腕の重みを、面で受けて分散してくれます。肩にかかる引っぱりが減ることで、休みやすくなる方がいらっしゃいます。枕の高さとあわせて、試してみる価値があります。

斜角筋症候群について詳しく見る →

自己判断で無理に動かすと、悪化することもあります。時期の見極めが難しい場合は、一度ご相談ください。

医療機関にかかっていただきたい場合

「四十肩だと思っていた」という方の中に、別のことが起きているケースがあります。

次のような場合は、まず整形外科へ

  • 転倒やぶつけたことがきっかけで痛くなった
  • 肩の上のあたりに、はっきりした出っぱりや変形がある
  • 腕に力が入らない、しびれを伴う
  • 強い腫れや熱感がある

実際に、肩鎖関節の損傷や脱臼が見つかったケースもありました。腱板の断裂が背景にあることもあります。見分けるのは医師の役割です。

医療機関で治療を受けている方も来院されています。当院から、その治療をやめるようお伝えすることはありません。

通う回数の、目安

当院では、3か月・全8回をひとつの区切りとしてご提案しています。

「いろいろ行ったけど、良くならなかった」という方へ

初めてお越しになる方から、よくうかがう言葉です。詳しくお話を聞いていくと、「1回か2回行ってみたけれど、変わらなかった」という方が少なくありません。

通い続けられなかった事情も、それぞれにあったと思います。そのうえで、もうひとつ考えられることがあります。体が変わるのに必要な回数と期間に、まだ届いていなかったという可能性です。

これは、ご本人のせいでも、これまで通われた先のせいでもありません。「どれくらいの間隔で、どれくらいの期間受けるのか」という見通しが、最初に共有されていなかった。ただそれだけのことも多いのです。

どんな施術を受けるかは、もちろん大切です。そして適切な回数と、適切な期間も、それと同じくらい大切です。当院が最初に見通しをお伝えするのは、そのためです。

期間には個人差があります。症状が長く続いている方ほど、整うまでの期間も長くなる傾向があります。そのうえで、当院では次のような間隔をご提案しています。

施術は、受験勉強やボディメイクと同じです

学習塾での受験勉強。スポーツジムでのボディメイク。体験授業だけで試験に臨む人はいません。体験トレーニング一回で、体を作れる人もいません。

施術も同じです。続けることでしか届かないところがあります。

1か月目

週に1回

4回

2か月目

2週間に1回

2回

3か月目

2週間に1回

2回

合計8回・約3か月を、ひとクールとしています。

なぜ、3か月なのか

理由1 体は、急な変化を好まないから

人の体には、今の状態を保とうとする働きがあります。恒常性と呼ばれるものです。やっかいなのは、これが良い状態でも悪い状態でも同じように働くことです。体は、慣れ親しんだほうへ戻ろうとします。一度で大きく変えようとするより、間隔を置きながら少しずつ新しい状態に慣らしていくほうが、体になじみやすいと考えています。

理由2 筋肉が入れ替わる周期が、およそ3か月だから

当院が主に診ているのは筋肉です。施術で筋肉をケアし、代謝を促していきますが、その筋肉が新しく入れ替わるまでの周期が、おおよそ3か月といわれています。筋肉の状態がどう変わっていくかを見届けるには、それくらいの時間が必要だと考えています。

痛みがなく、定期的なケアが目的の方は

月に1回のメンテナンスでお越しになる方も多くいらっしゃいます。お体の状態に合わせてご相談ください。

当日の施術の流れを見る →

四十肩・五十肩について、よくいただくご質問

Q.五十肩は、何か月くらいで治りますか。

A.自然経過では平均6か月から1年以上かかることもあるといわれています。ただし、原因になっている筋肉に的確にアプローチできれば、経過が変わることも少なくありません。期間には個人差があります。

Q.四十肩・五十肩・六十肩は、違うものですか。

A.発症した年齢による呼び方の違いで、医学的にはいずれも「肩関節周囲炎」として扱われることが多いものです。症状の経過や考え方に、大きな違いはありません。

Q.夜になると痛みが強くなるのは、なぜですか。

A.正直に申し上げると、言い切ることはできません。ご自宅で、私が見ていない場面で起きていることだからです。そのうえで、首の斜角筋に引き金がある場合は枕の高さが影響しますし、寝る姿勢によって肩の位置や関節の角度が変わり、痛みが増すことがあります。当院では抱き枕をおすすめしています。腕の重みを面で受けて分散してくれるためです。

Q.温めるのと冷やすのは、どちらがよいですか。

A.強い炎症があり、熱感や腫れを伴う時期は冷やすほうが向くこともあります。一方、慢性化した状態では血流を促す温めが適していることが多いものです。時期によって変わりますので、迷われる場合はご相談ください。

Q.運動やストレッチは、したほうがよいですか。

A.時期によります。炎症期に無理に動かすと、かえって悪化することがあります。拘縮期以降は、適切なストレッチが回復を助けることもあります。自己判断が難しい場合は、確認しながら進めることをおすすめします。

Q.やってはいけないことはありますか。

A.炎症期に痛みを我慢して無理に動かすこと、痛みのある方向へ強引にストレッチすることは避けてください。悪化につながることがあります。

Q.整形外科で「経過観察」と言われました。放置していても治りますか。

A.痛みがあると腕を動かすのがつらくなり、動かさなくなります。動かさないでいると筋肉や関節包が硬く縮み、さらに動かしづらくなる。この「痛いから動かさない、動かさないから固まる」という循環に入ってしまうことがあります。経過観察という判断自体が間違っているわけではありませんが、その間に循環が進んでしまうケースを多く見てきました。様子を見ている間も、早めに筋肉や姿勢の状態を確かめておくことをおすすめしています。

Q.鍼は、痛みが強い時期でも受けられますか。

A.炎症期であっても、刺激量を調整しながら鍼やあん摩マッサージ指圧を行うことは可能です。まずお体の状態と時期を確かめたうえで、その時期に合った施術をご提案します。

Q.仕事を続けていても大丈夫ですか。

A.痛みの程度によります。デスクワークであれば、姿勢に気をつけながら続けられることが多いものです。重い物を持つ、腕を高く上げ続けるといった動作が多いお仕事の場合は、負担を減らす工夫が必要になります。

よくあるご質問

Q.鍼は痛くないですか。鍼が苦手なのですが。

A.鍼が苦手な方には、鍼を使わない施術で対応しています。あん摩マッサージ指圧などの手技療法のみで進めますので、鍼が不安な方もご相談ください。

Q.初めてですが、初診料はかかりますか。

A.初診料は2,200円ですが、ホームページをご覧になった方は無料です。WEB予約・LINE予約からお申し込みいただくか、お電話の際に「ホームページを見た」とお伝えください。

Q.どんな服装で行けばいいですか。

A.施術着をご用意していますので、どんな服装でお越しいただいても構いません。ご自身の施術着をお持ちいただくこともできます。着替えるスペースもございますので、ご安心ください。

Q.子どもでも受けられますか。

A.はい。お子さまでも受けられる、やさしい刺激で行っています。お子さまにも分かりやすいセルフケアをお伝えしていますので、親子そろってお受けいただくこともできます。

Q.施術時間はどれくらいですか。

A.30分・60分・90分からお選びいただけます。お体の状態とご希望をうかがったうえで、お時間とご予算に合う内容をご提案します。

Q.どんな資格をお持ちですか。整骨院ですか、鍼灸院ですか。

A.柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師、4つの国家資格を持っています。整骨院としての届け出も行っていますが、健康保険を使った施術は一切行っておらず、自由診療(自費)で運営しています。保険が適用されるのは、交通事故(自賠責保険)・労災によるお怪我に限られます。捻挫・打撲などの急性のお怪我であっても、それ以外の場合は自費施術としてご案内しています。

Q.保険は使えますか。

A.健康保険を使った施術は行っておりません。ただし、福岡市の国民健康保険・後期高齢者医療にご加入の方は、福岡市の「はり・きゅう受療証」(はり・きゅう費の助成制度)をご利用いただけます。詳しくは当院までお問い合わせいただくか、お住まいの区役所にお尋ねください。なお、交通事故によるおけがの施術については、柔道整復師として自賠責保険での対応が可能です。
福岡市はりきゅう受療証について →
交通事故・むち打ちの施術について →

Q.継続治療はなぜ必要ですか?

A.人間の身体は急激な変化を好みません。長年かけて形成された不調は、一度の刺激で完全に変わるものではありません。一定期間、適切な外的刺激(鍼・手技)を重ねていくことで、筋緊張の正常化・関節の柔軟性向上・自律神経の正常化・姿勢の改善などが徐々に安定していきます。これが「体質が変わる」プロセスです。

お時間の選び方

30分ご高齢の方、お子さま、痛む部位・気になる部位が少ない方に
60分施術する部位が多い方、全身を診る方に。自律神経失調症の方にも、60分の全身調整をおすすめしています
90分定期的なケアの方、しっかり時間をかけたい方、より深くリラックスしたい方に

迷われる場合は、ご相談いただければお体の状態に合わせてご提案します。

ご予約・アクセス

鍼・マッサージ 吉村治療院

〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院2丁目14-21 フィット薬院 301

大正通り沿い、バス停「薬院二丁目」の目の前/地下鉄七隈線「薬院大通駅」1番出口から徒歩5分
平日 10:00〜20:00/土 9:00〜18:00|水・日休診|完全予約制

ご希望のお時間は埋まりやすいため、お早めのご予約をおすすめしております。

このページを書いた施術者

院長 吉村大樹

院長

吉村 大樹

臨床の現場に立って24年、開業して12年。箱崎、赤坂と治療院を構え、2026年1月より福岡市中央区薬院に移転しました。すべての施術を院長が直接担当しています。

保有国家資格:柔道整復師/はり師/きゅう師/あん摩マッサージ指圧師

日本線維筋痛症・慢性痛学会 診療ネットワーク参加施設(福岡県内唯一の鍼灸院)

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