タンパク質を摂ることで得られる「睡眠効果」
目次
タンパク質を摂ることで得られる「睡眠効果」

1. セロトニンとメラトニンの材料になる
たんぱく質に含まれるトリプトファンというアミノ酸は、
・日中:セロトニン(幸福ホルモン)
・夜間:メラトニン(睡眠ホルモン)
の原料になります。
メラトニンの分泌がスムーズになると、自然な眠気が促され、深く質の良い眠りへ導かれます。
2. 血糖値の安定によって中途覚醒が減る
食事で炭水化物ばかり摂ると血糖値が急上昇・急下降し、夜間に目が覚めやすくなります。
たんぱく質をバランスよく摂ることで血糖値が安定し、夜中に起きにくくなることがあります。
3. 成長ホルモンの分泌をサポート
深い睡眠中に分泌される成長ホルモンは、回復・修復に不可欠で、たんぱく質が材料になります。
十分なたんぱく質があることで、疲労回復や筋肉・肌の再生がスムーズになります。
こんな方には特におすすめ
- 寝つきが悪い、眠りが浅い
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝の目覚めがスッキリしない
- ストレスやイライラが多い
- 体が慢性的にだるい、疲れが抜けない
タンパク質を摂るタイミングのおすすめ
- 朝食にプロテインをプラス → セロトニン生成がスムーズに
- 夕食〜就寝2時間前に軽く摂る → メラトニン生成を助け、空腹による睡眠妨害を防ぐ
補足(よくある誤解)
「プロテインを飲むと興奮して眠れなくなるのでは?」
→基本的にはありません。プロテイン自体にカフェインなど刺激物は含まれないため、摂りすぎず、就寝の2〜3時間前までに飲めば問題ありません。
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