【福岡市中央区薬院】斜角筋症候群とは?ヘルニアと誤診されやすい首の深部トラブル
【福岡市中央区薬院】斜角筋症候群とは?ヘルニアと誤診されやすい首の深部トラブル
斜角筋症候群とは?
斜角筋症候群とは、首の深部にある斜角筋(しゃかくきん)と呼ばれる筋肉の緊張や硬結により、
神経や血管が圧迫され、腕や手指に痛み・しびれなどの症状を引き起こす状態を指します。
この症状は、
- 頚椎椎間板ヘルニア
- 胸郭出口症候群
- 神経根症
などと非常に症状が似ているため、医療機関でも誤診されやすい特徴があります。
実際に多いお悩み
斜角筋症候群の方から、当院では次のような訴えを多く耳にします。
- 肩から腕、前腕、手指まで重だるい
- 電気が走るような痛みやしびれがある
- 夜間に痛みが強くなる
- 痛い側を下にして眠れない
- 腕を上げた姿勢で寝る癖がある
- 「腕を切り落としたいほどつらい」と感じる激痛
これらは、斜角筋トリガーポイント特有の深部放散痛による症状です。
斜角筋とはどんな筋肉?
斜角筋は首の前側深部に存在し、
- 前斜角筋
- 中斜角筋
- 後斜角筋
の3つで構成されています。
この筋肉は、
- 呼吸補助筋
- 首の安定
- 姿勢保持
という重要な役割を担っています。
呼吸の浅さと斜角筋の関係
近年、斜角筋症候群が増えている背景には呼吸の浅さが大きく関係しています。
特に多い要因
- コロナ禍以降の長期間マスク生活
- 医療職・接客業など日常的なマスク着用
- デスクワークによる猫背姿勢
- スマートフォンの長時間使用
呼吸は無意識に行われる生命活動のため、
浅い呼吸が癖になっていても本人が気づきにくいのが特徴です。
浅い呼吸が続くと、横隔膜ではなく
斜角筋などの呼吸補助筋を過剰に使う状態となり、
慢性的な筋緊張・筋硬結が形成されていきます。
斜角筋トリガーポイントとは?
斜角筋に硬結(しこり)が形成されると、
そこがトリガーポイントとなり、離れた部位へ痛みを飛ばします。
これを
深部放散痛(しんぶほうさんつう)
と呼びます。
特徴として、
- 押している場所よりも
- 離れた腕・前腕・手指に症状が出る
という点があります。
画像検査で異常が出にくい理由
斜角筋症候群が見逃されやすい最大の理由は、
- レントゲン
- MRI
- CT
といった画像検査では筋肉の硬結が写らないためです。
多くの医療機関では、
- 問診
- 画像診断
が中心となり、触診が行われないケースも少なくありません。
その結果、
「画像に異常がない」
「原因不明」
と判断されてしまうことがあります。
当院での判断基準(仮説)
吉村治療院では、以下のポイントを重要視しています。
- 特定の部位への放散症状
- 症状特有の姿勢(腕を上げて眠るなど)
- 斜角筋の触診による筋硬結の確認
- 斜角筋圧迫による再現痛の有無
特に、
斜角筋を押すことで腕や手指のしびれ・痛みが再現される
場合、斜角筋トリガーポイントの関与を強く疑います。
斜角筋症候群の発症リスク
以下に該当する方は注意が必要です。
- 喫煙習慣がある
- 長期間のマスク着用
- 過去にむち打ちを経験している
- ストレートネック
- クレーンネック(頭部前方偏位)
- ネクタイの常用
- 重いジャケット・コート
- 重たい鞄や荷物を持つ習慣
これらはすべて、
首前方の緊張と斜角筋の過活動を助長します。
斜角筋症候群に対する鍼治療
斜角筋は非常に深部に位置するため、
- 表層マッサージ
- 電気治療
- ストレッチ
だけでは十分な改善が得られないこともあります。
鍼治療では、
- 深部筋へ直接アプローチ
- トリガーポイントの緩和
- 血流改善
- 神経圧迫の軽減
が可能となり、症状緩和が期待できます。
福岡市中央区薬院で斜角筋症候群にお悩みの方へ
- 病院で異常なしと言われた
- ヘルニアと診断されたが改善しない
- 腕の痛みやしびれが長引いている
- 夜間痛が強く眠れない
その症状、斜角筋症候群が関係している可能性があります。
福岡市中央区薬院の
鍼・マッサージ 吉村治療院では、
首の深部筋・呼吸・姿勢まで含めた評価を行い、
根本原因へのアプローチを行っています。
まとめ
- 斜角筋症候群はヘルニアと誤診されやすい
- 画像検査では異常が出にくい
- 深部放散痛という特有の痛みがある
- 呼吸の浅さや姿勢不良が大きく関係する
- 鍼治療は深部筋への有効な選択肢となる
腕や首のつらい症状でお悩みの方は、
一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。
