副腎疲労と栄養の関係

―「疲れが抜けない」「朝がつらい」は、栄養不足のサインかもしれません―

こんなお悩みはありませんか?

  • しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない
  • 朝がつらく、なかなか動き出せない
  • 甘いもの・カフェインがやめられない
  • ストレスに弱く、気力が湧かない
  • 病院では「異常なし」と言われたが、つらさが続いている

これらに共通する背景として、
「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」という考え方があります。


副腎疲労とは?

副腎は、腎臓の上にある小さな臓器で、
ストレスに対抗するホルモン(コルチゾールなど)を分泌しています。

精神的ストレス
過労
睡眠不足
血糖値の乱高下
慢性的な栄養不足

こうした状態が続くと、副腎は酷使され、
ホルモンを作り出す力が落ちていくと考えられています。

その結果、

  • 慢性的な疲労感
  • やる気が出ない
  • 自律神経の乱れ
  • 不眠・情緒不安定

といった症状として現れてくるのです。


副腎疲労の本質は「エネルギー不足」ではなく“材料不足”

重要なのはここです。

副腎疲労は
「気合が足りない」「自律神経が弱い」
という問題ではありません。

ホルモンを作るための材料が、そもそも足りていない
という視点が欠けているケースが非常に多いのです。


副腎を支える栄養素

① タンパク質

ホルモン・酵素・神経伝達物質
これらはすべてタンパク質から作られます

タンパク質が不足すると
👉 ホルモンを「作りたくても作れない」状態になります。

特に、

  • 朝食を抜く
  • パン・麺・おにぎり中心
  • 加工食品が多い

こうした食生活では、
高糖質・低タンパク質の「質的栄養失調」に陥りやすくなります。


② 鉄

副腎疲労と非常に関連が深いのが鉄不足です。

鉄は

  • 酸素を運ぶ
  • エネルギー産生
  • 神経・ホルモン機能

すべてに関わっています。

鉄が不足すると
👉 「エネルギーが回らない体」になります。

特に女性は

  • 月経
  • 妊娠・出産
  • 授乳

によって慢性的に鉄不足になりやすい傾向があります。


③ ビタミンC・B群

副腎は、体内で最もビタミンCを消費する臓器とも言われます。

ストレスが強い人ほど
👉 ビタミンC・B群の消耗が激しくなります。


血糖値の乱高下も副腎を疲弊させる

甘いもの・間食・カフェイン依存
これらは一時的に元気になりますが、

その裏で
👉 副腎がフル稼働して血糖値を保っています。

この状態が続くと、
副腎は休む暇がありません。


補食という考え方

副腎疲労が疑われる方には、
「何を食べるか」だけでなく「いつ食べるか」も重要です。

例)

  • 寝る前に少量のはちみつ
  • 間食にナッツ類
  • おやつ代わりにプロテイン

血糖値を安定させることで、
夜間の副腎への負担を軽減することができます。


東洋医学では昔から「回復の土台」を整えてきた

古来より
「医食同源」
「食で治せぬ病は、医者でも治せない」

という言葉があるように、
回復には「材料」が不可欠だと考えられてきました。

当院でも、

  • 鍼治療
  • 按腹(お腹へのアプローチ)
  • 血流・神経への施術

と同時に、
体を作り、回復させるための栄養の視点を大切にしています。


副腎疲労について

当院では、
血流や神経へのアプローチだけでなく、
体を作り、エネルギーを生み出す「材料」としての栄養も
回復に欠かせない要素だと考えています。

その延長として、必要に応じて
日常の食事や栄養の取り方についてもお伝えしています。


まとめ

  • 副腎疲労は「気の問題」ではない
  • 本質は 栄養という材料不足
  • タンパク質・鉄・ビタミンが土台
  • 血糖値の安定が副腎を守る
  • 施術 × 栄養の両輪が回復を支える