子どもの猫背|福岡市中央区薬院の鍼灸院|吉村治療院
福岡市中央区薬院|鍼・マッサージ 吉村治療院
「成長すれば治るだろう」の前に、
知ってほしいことがあります
猫背は放置していても自然に治ることはほとんどありません。むしろ成長とともに身体に定着し、大人になってから様々な問題につながることがあります。
福岡市中央区薬院の吉村治療院では、お子様の猫背・姿勢のお悩みに対して、施術(マッサージ・整体)とセルフケア指導を組み合わせながら対応しています。
こんなお悩みはありませんか
- 子供の姿勢が悪い、背中が丸くなっている
- ゲームやスマホをする時間が長い
- 学校で姿勢を指摘された、肩が前に入っている
- 集中力が続かない、スポーツのパフォーマンスが低下している
- 側弯症が心配
一つでも当てはまる方、「成長すれば治るだろう」と思いながら、なんとなく不安を感じている保護者の方にこそ読んでいただきたい内容です。
猫背を放置すると、どうなるのか
「子供だから大丈夫」「成長すれば治る」と思っていませんか?実は猫背は放置していても自然に治ることはほとんどありません。むしろ成長とともに身体に定着し、大人になってから様々な問題につながることがあります。
身体への影響
慢性的な肩こり・腰痛、首や背中の張り、股関節の柔軟性低下、疲れやすい身体。スポーツをしているお子様であれば、パフォーマンスが上がりにくい・怪我のリスクが高まる・腰椎分離症などのスポーツ障害につながりやすい、といった影響も出やすくなります。
呼吸・脳・学習能力への影響
猫背姿勢が続くと、胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなります。浅い呼吸は口呼吸につながりやすく、口呼吸が続くと、集中力の低下・学習能力への影響・免疫力の低下・睡眠の質の低下といった問題が起こりやすくなることが知られています。
メンタルへの影響
うつむき姿勢が続くと、気持ちまでうつむいてしまうことがあります。姿勢と気分・メンタルには深い関係があると言われており、猫背が続くことで自信が持ちにくくなるケースもあります。
将来の側弯症リスク
猫背が長期間続くと、背骨への負担が左右非対称にかかり続け、側弯症につながることがあります。
当院には大人の猫背でお悩みの方も多く来院されます。その中には「子供の頃からずっと猫背だった」という方も少なくありません。実際にセルフケアや施術をお伝えした後に、「子供の頃にこの話を聞きたかった」というお声をいただくことがあります。
大人になってからでも遅くはありません。しかし、成長期のうちに原理原則を知っておくことは、将来の身体づくりにとって非常に大きな意味があります。
姿勢には、原理原則があります。
その原理原則を知れば、特別難しいことでも、筋力トレーニングが必要なことでもありません。骨で支える感覚さえつかめば、誰でも正しい姿勢を理解し、維持することができます。当院ではその原理原則をわかりやすくお伝えしています。
猫背は、背中だけの問題ではありません
猫背というと「背筋を伸ばしなさい」と言われることが多いかもしれません。しかし実際には、背中だけが原因ではありません。当院では、猫背を身体全体の問題として考えています。
なぜ猫背になるのか
骨盤の後傾から始まる
猫背の原因は、背骨の土台である「骨盤」が後ろへ傾いた状態にあることから始まります。骨盤が後ろへ傾くと、上体はそのまま後ろへ倒れるわけにはいかず、バランスを取るように背中を丸め、頭が前方へ移動します。これが「猫背」の作られ方です。
立っている時の猫背には、もう一つの原因があります。それが「足指の機能低下」です。足指がうまく使えていないと、重心がかかと側に偏ります。すると身体はバランスを取るために骨盤を前方へスライドさせ、骨盤が後ろへ傾きます。その結果、座っている時と同じように背中が丸まり、猫背が完成されてしまうのです。
現代の子供たちは、スマートフォン・ゲーム・タブレット・勉強などで座る時間が増えています。その結果、身体を大きく動かす機会が減り、骨盤の後傾と足指の機能低下が起こりやすくなっています。
股関節の柔軟性と、猫背の関係
股関節は車でいうサスペンションのようなものです。サスペンションが硬くなると、衝撃が車体へ伝わります。同じように、股関節が硬くなると、身体への負担が背骨へ集中します。
股関節は本来、屈曲・伸展・外転・内転・内旋・外旋の6方向へ動きます。しかし座る生活が増えることで、屈曲ばかりが使われるようになります。その結果、股関節が硬くなり、身体を支える機能が低下していきます。
股関節だけでなく、胸椎も重要
背骨は頚椎・胸椎・腰椎に分かれています。この中でも胸椎は本来よく動く場所です。猫背のお子様では、胸椎の柔軟性が低下していることが少なくありません。胸椎が動かなくなると、肩甲骨・首・腰へ負担が広がります。
腰椎は本来、股関節と胸椎に挟まれています。股関節が硬くなり、さらに胸椎まで硬くなると、本来それぞれの関節で分散されるはずの負担が腰椎へ一極集中してしまうのです。当院では股関節だけでなく、胸椎の柔軟性も確認しながら施術を行っています。
「骨で支える身体」へ
本来、身体は骨格によって支えられるように設計されています。しかし猫背になると、骨で支えられなくなり、筋肉が身体を支える状態になります。筋肉は本来、運動のための組織です。一日中身体を支える役割まで担うと、疲労が蓄積し、肩こり・腰痛・疲れやすさにつながります。
当院では、筋肉で支える身体から、骨で支える身体へ移行することを目指しています。その移行を施術とセルフケアの両面からお手伝いしています。
当院での姿勢指導ビフォーアフター
これは実際に当院で姿勢指導を受けたお子様の写真です。



特別な筋力トレーニングは一切行っていません。骨で支える姿勢の原理原則をお伝えするだけで、これだけ見た目が変わります。お子様自身も「楽に座れる」と感じていただけることがほとんどです。
無理に「背筋を伸ばす」のではなく、身体の仕組みを理解することで、自然と姿勢は整っていきます。
※写真はご本人・保護者の方の許可をいただいて掲載しています。
猫背と、側弯症・スポーツ障害の関係
猫背は単独で起こるわけではありません。側弯症・野球肘/野球肩・腰椎分離症・オスグッド病・シンスプリントなどとも関係していることがあります。
身体はすべてつながっています。だからこそ、姿勢を整えることは将来の身体づくりにもつながります。
親としてできること
声かけの注意点
お子様が猫背になっていると、ついつい「背筋を伸ばしなさい」「胸を張りなさい」という言葉をかけてしまいがちです。しかしこれらは筋肉を過剰に使った姿勢であるため、本人としても苦しく、長く続くものではありません。大切なのは、姿勢が整う環境を与えてあげることです。
靴選びにも注意を
足指に問題がある場合は、足指が使われないような靴を履かせないことが大切です。クロックスのようなゴムサンダル、サイズが合わない靴などは足指の機能を低下させることがあります。
環境を整える
当院では、骨盤を立てやすく坐骨で座りやすい構造の椅子をおすすめしています。院内にもデモ機をご用意していますので、実際に試していただくことができます。ただし最も大切なのは高価な道具ではなく、「骨で身体を支える感覚を身につけること」です。
回復のためには「刺激・材料・休養」の3つが大切
当院では、身体の成長や回復には刺激・材料・休養の3つが必要だと考えています。
刺激
適切な運動や施術によって、身体が本来持つ機能を引き出します。
材料
身体は食べたもので作られます。骨・筋肉・靭帯・内臓・ホルモン、これらはすべて栄養を材料として作られています。特に成長期では、骨の成長が先に起こり、筋肉の成長が後から追いつくという特徴があります。だからこそ、筋肉の材料となるタンパク質をしっかり摂ることが重要です。お肉・卵・チーズ・魚などをご家庭で積極的に食べさせてあげることをおすすめします。食が細いお子様には、プロテインを活用することも一つの選択肢です。
休養
睡眠は成長ホルモンが分泌される大切な時間です。また入浴によって身体を温めることも大切です。可能であれば、毎日10分だけでも湯船に浸かる習慣をつけてみてください。
子供の猫背について、よくいただくご質問
Q.子供の猫背は自然に治りますか。
A.自然に治ることはほとんどありません。成長とともに身体に定着してしまうことが多いため、早めに取り組むことをおすすめしています。
Q.大人になってからでも猫背は治りますか。
A.はい、大人になってからでも改善することができます。実際に当院では、長年猫背に悩まれていた大人の方が、施術とセルフケアを通じて姿勢が変わったというケースがあります。ただし、成長期のうちに原理原則を知っておくことで、将来の肩こり・腰痛・スポーツ障害などを予防できる可能性が高くなります。
Q.何歳から相談できますか。
A.成長期であれば年齢を問わず対応しています。小学生・中学生・高校生のお子様が多く来院されています。
Q.鍼は必ず使いますか。
A.いいえ、基本的にお子様には鍼を使わずに施術を行います。優しい刺激のマッサージ・整体・運動療法をメインに対応しています。院長は「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格も保有しており、痛みのない安心・安全な施術を心がけています。
Q.整形外科と併用できますか。
A.はい、問題ありません。医師の診断を受けながら進めていただくことをおすすめしています。
Q.通院頻度はどれくらいですか。
A.最初の1ヶ月は2〜4回程度を目安にしています。その後は月1回程度の経過観察のペースで構いません。お子様の状態に合わせて無理のないペースでサポートしています。
Q.継続治療はなぜ必要ですか?
A.人間の身体は急激な変化を好みません。長年かけて形成された不調は、一度の刺激で完全に変わるものではありません。一定期間、適切な外的刺激(鍼・手技)を重ねていくことで、筋緊張の正常化・関節の柔軟性向上・自律神経の正常化・姿勢の改善などが徐々に安定していきます。これが「体質が変わる」プロセスです。
子供の猫背でお悩みの方へ
猫背は背中だけの問題ではありません。その背景には、骨盤の後傾・足指の機能低下・股関節の硬さ・胸椎の柔軟性低下・生活環境などが複合的に関係しています。
姿勢には原理原則があります。その原理原則を知れば、特別難しいことでも、筋力トレーニングが必要なことでもありません。骨で支える感覚さえつかめば、誰でも正しい姿勢を理解し、維持することができます。
成長期は身体を見直す絶好のタイミングです。今この時期に取り組むことで、お子様の将来の身体が変わります。
福岡市中央区薬院の吉村治療院では、マッサージ・整体を組み合わせながら、お子様の身体づくりをサポートしています。姿勢が気になる方はお気軽にご相談ください。
鍼・マッサージ 吉村治療院 院長 吉村大樹
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